火災報知機の選定

新規でリハビリ室を開設する場合のよくある失敗から

一般的な外来患者様中心のリハビリを行う場合、機器についてはマッサージ器、牽引器、温熱治療器、低周波治療器を複数台置く事が一般的で、今回は特にその中でも温熱治療器の代表格マイクロ波治療器での失敗についてお話を致します。

マイクロ波治療器の原理は基本的に電子レンジと同じ、電磁波を使用して温熱効果を上げる器械です。電磁波を利用するため、精密機器への影響がでる場合があり、特にリハビリ室の火災報知器の誤動作が起こるケースがあります。火災報知器には煙探知式、熱感応式の2種類がありますが、煙探知式の火災報知機に誤動作が多く出ますので、今からリハビリ室を作る場合、火災報知機は熱感応式にしたほうが安心して機器をご使用できます。

火災報知機