各種賠償責任保険

ご開業後、様々な 患者さんを診療して行く中、万が一の医療ミス、不慮の事故やトラブルといった先生側の過失などを視野に入れて、リスク管理する事も経営者として大事なこと思われます。

最近の保険会社は、この様なリスクに対し安心して診療に集中頂けるよう”損害賠償保険”も数多く商品化されている様で、利用されている医療機関も多いとも聞いております。

具体的な内容は「損害保険募集人資格」といった資格を有する専門家(保険会社や代理店)しか行えない領域になっており、BMSではこの様な良心的で安心・信頼出来る業者の紹介は可能ですのでお気軽にお問合わせ下さい。

各種損害賠償保険例

【患者に対する賠償】

・医師賠償責任保険(医療事故など)

・看護師賠償責任保険(看護事故など)

・薬剤師賠償責任保険(投薬事故など)

・施設賠償責任保険(施設事故・院内感染など)

・個人情報プロテクター(患者情報漏えいなど)

 

【職員に対する賠償】

・医療従事者災害補償プラン(針差し など)

・労災総合保険(労働災害・感染症補償など)

・ヒューマンリソースプロテクション(不当解雇・セクハラなど)

・補償制度費用保険(福利厚生など)

 

【施設・医療機補償】

・医療廃棄物排出者賠償責任保険(医療廃棄物処理事故など)

・医療施設機器補償プラン(医療機器補償など)

・動産総合保険(事務系システム・医療情報システムなど)

・ブランドイメージ費用保険(訴訟など)

 

開業地選びのポイント

先生が開業される場所を選ぶ事は、開業後のクリニック経営は勿論、建築や様々な組立てを考えた時に、最も重要な事となり、この部分は投資してでも・・くらいの気持ちも大事かとも思われます。

当然ですが、どの場所に、どんな条件で開業しても良いわけでは決してなく

①競合医療機関の存在状況

②患者さんの通院しやすい場所(公共交通機関の利便性・自家用車での通院性)

③立地の特性(住宅街or商店街、街中or郊外)

④構想する建築が可能な場所か(広さ・階層制限)

⑤連携病院との距離

⑥通勤距離

⑦土地・建物の購入金額や賃貸条件

⑧都市計画や街並み整備の将来性

などから、最も効率の良い場所が適地となってくると考えられます。

開業地選び

BMSでは、上記ポイントを留意しながら、先生の構想や理想に沿った場所選びのご支援もさせて頂きますのでお気軽にご相談下さい。

 

診療圏調査

夢の開業を果たせたも「思った以上に患者が来ない」という事にならない様、事前の市場リサーチによる場所選びは大変重要なものになってきます。

開業検討地の診療圏内には
①標榜する診療科の競合機関はどれだけあるか
②潜在推計患者数はどれくらいか
③人口や年齢階層はどうか
などを基に、最適な開業地をご検討される事をお薦めしております。

私どもBMSでは、これらを考察するための資料や情報を無償で提供し、先生と共に最も優れた開業地を選定するお手伝いもさせて頂いておりますので
「ここの場所はどうだろう?」「この周辺で良い場所は?」など何でもご相談下さい。

【参考資料】診療圏調査
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職員への教育(実務訓練編)

雇用される職員さんに対しては、診療所の開業に向けて、医療機器の使い方や、処置・検査の手順。患者さんへの接遇やマナーの対応、取り決めた院内のルールでの業務遂行等、診療所スタッフとして実践して頂く事が、数多く出て来ます。この部分は、それぞれの研修や練習で習得して頂く事になるわけですが、その成果を開業本番に向けしっかり実施出来るか、抜けや落度がないか、などを実際の診療を想定しての実務訓練を実施する事を、お薦めしています。

一般的には“模擬診療”とも言うのですが、受付から診察、会計に至るまでを、スタッフ各自が、それぞれの持ち場で本番さながらに診療業務を行い開業日に備える大変重要な研修なのです。

BMSでは、実施後の検証会や反省会も行っており、スムーズな開業初日を迎えられる様にご支援しておりますので、お気軽にお問合わせ下さい。

 

職員への教育(医療安全編)

診療を行うにあたり、患者様サービスの一環として「利便性」「快適性」も大事なことですが、何よりも医療機関としての「安全性」は欠くこと事が出来ない重要な項目です。厚生労働省「医療安全管理者の業務指針および養成のための研修プログラム作成指針」には、医療安全管理者の業務の一つとして「医療安全に関する職員への教育・研修の実施」があり、その内容は、「職種横断的な医療安全活動の推進や、部門を超えた連携に考慮し、職員教育・研修の企画、実施、実施後の評価と改善」とも謳われております。

BMSで提案する医療安全研修は、医療事故が起こり得る傾向やその対策、考えなければならない事例、もし起こってしまったら・・などの内容で、開催させて頂きますのでお気軽にご相談下さい。

 

 

 

ロゴマーク作成について

開業にあたり、診療所や先生のお人柄などを、広くPRする事は集患対策の基本となります。
そこで重要なのがロゴマークの作成!!
これ一つで診療所は勿論、診療、職員のお人柄まで、患者さんは多くをイメージされる物なんです。
ロゴマークが活用される場面としては、看板やホームページ。診察券やユニフォームと活かし方は様々!!
作成する方も、先生ご自身やご家族、職員さん。また少々お高くつきますが、専門業者に委託するなど、いろいろな手段がありますので、是非BMSメンバーまでご相談ください。

ロゴマーク例  図1   ロゴマーク3.JPG

ロゴマーク4.JPG

院内ルールの策定

開業後は、事業主として職員を雇用して行く立場になるわけですが、
円満で快適な職場造りは、事業の発展には凄く重要な事です。
そこで、まず考えるべき事は、労務トラブルの回避!!

かつては、事業主からの一方的な解雇や、労働条件の不利益変更などが中心でしたが
最近は、スタッフ間での“いざこざ”や、スタッフ個人の問題行動などが増えてきている傾向があり、こうならない様に、労務規定や雇用規定の様な院内独自で策定する規定とは別に、日常の業務が職員間で円滑・スムーズに行く事を目的とした院内ルールをしっかり作り、先生ご本人を含め職員全員で共有し合い診療される事をお薦めしております。

「今朝の玄関廻りの掃除は誰?」「トイレ掃除と環境チェックは?」「現金の入出金や玄関の解錠、施錠は?」など、しっかり決めないと最後は先生が苦しむ事に!!

図1

BMSでは、院内ルール策定時のアドバイスも致しておりますので、是非ご相談下さい。