電柱広告のフォローと苦悩

電柱広告は24時間365日道路上に唯一掲出できる広告です。一度取り付けたらもうお終いというわけではありません。

アフターフォローとして例えば、雑ビラを貼られる事がありそれをむやみに剥がすと剥がし跡が残るため発見後速やかに業者に連絡してクリーニングしてもらいます。

捨て看板なども発見次第すぐに撤去しますし、とある商店の前の柱に店ののぼりを出して広告を阻害している場合や、ひどい所は柱の足場に商品をぶらさげて売り場面積を拡げている店もあります。そのような時は近所の交番に行き警官同行で撤去を促してもらいます。他に道路工事や交通ルール等の案内立て看板が電柱広告を阻害している場合は、役所や警察署に行き看板の足切りを依頼して速やかに対応してもらいます。

話は電柱広告取付前段階に戻りますが、柱の写真を撮ったり柱をじっくり調べていると近所の人や警官に挙動不審に見られる事があります。そんな時はすかさずテレビドラマで警官がバッジをかざす如く業務委託証なるものを素早くかざして誤解を解きます。

電柱広告は阻害が出てしまうこともありますがそれだけ人の視界に入っているという事で決して料理でいうパセリ(誰も気にしない)の様な存在ではないのです。「街ゆく人々」への幅広いアピールが期待できます。